「メカゴジラ」が好きだ。
これである。

名前がまず素晴らしい。
「メカ」という単語に色々付けて遊ぶ。
「メカご飯」「メカ宣教師」「メカパソコン」。
妄想に事欠かない。
そこでふと冷静に、きわめて冷静になって考えてみる。
「メカゴジラ」が一番面白いじゃないか。
意味の枠を超えた何かがそこにある。
嗚呼この素晴らしき語感!
そして何よりこのソリッドなデザイン。
胴長短足、ビール腹、だらしなく開いた口、全身に漂う適度なブリキ感。
手足のジョイント部なんてこれ、こないだ近所のホームセンターで見かけた排水ホースじゃないか。
体の至るところに散見されるナットが、ボルトマニアの心をくすぐる。
弛めたい、そして締めたい!
最近も続編が出ていたようなので調べてみたら、